アフリカに拠点を置く航空会社で唯一、日本への定期旅客便を飛ばしているエジプト航空が、このほど、世界三大航空連合のひとつであるスターアライアンスへの加盟方針を発表しました。ところで、航空連合とはどんな意味でしょうか。皆さんが飛行機に乗る際に、ひとつの飛行機に「○○航空××便」とか「□□航空△△便」など、複数の名前が付いていたりするのを経験している方は多いと思いますが、こういった共同運航(コードシェア)便のほか、他の航空会社と提携を結び、その航空会社に乗った場合でも、自社のマイルがたまるといった、マイレージプログラムの相互乗り入れサービスなど、旅客の利便性を図るために、幅広い業務提携が実際に行なわれたりしています。そういった提携関係にある航空会社のグループを航空連合と呼び、現在、次の3つが大きな組織となっています。スターアライアンス(17社)エア・カナダ、ニュージーランド航空、全日空(ANA)、アシアナ航空、オーストリア航空、ブリティッシュミッドランド航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザ ドイツ航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スパンエア、スイスインターナショナルエアラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空、USエアウェイズスカイチーム(10社)アエロフロート、アエロメヒコ、エールフランス、KLMオランダ航空、アリタリア航空、コンチネンタル航空、チェコ航空、デルタ航空、大韓航空、ノースウエスト航空ワンワールド(10社)アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、イベリア航空、日本航空(JAL)、ラン航空、マレブ・ハンガリー航空、カンタス航空、ロイヤル・ヨルダン航空いずれも2007年10月現在の加盟会社で、「アソシエイト・メンバー」(正会員ではなく、準会員的なメンバー)や「リージョナル・メンバー」(地域航空会社)の航空会社を除きます。また、加盟が予定されている(または、表明している)航空会社としては、スターアライアンス上海航空、中国国際航空、トルコ航空、エジプト航空スカイチーム中国南方航空(2007年11月1日より加盟予定)ワンワールド香港ドラゴン航空(2007年11月1日より加盟予定)加盟予定の航空会社の顔...

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2007/10/17 13:53:34 | 寄稿記事