■リクルートポイントとPontaポイントの統合 「リクルートカードプラス」「リクルートカード」の存在感が大幅アップ - 寄稿記事

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●リクルートポイントとPontaポイントの統合 「リクルートカードプラス」「リクルートカード」の存在感が大幅アップ

2014年04月30日
 
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本日、日本経済新聞に「リクルートと「ポンタ」、15年春にもポイント統合」と言う見出しの記事がアップされた。ロイヤリティマーケティング(以下、LM)に確認した所、「現時点で公表すべきことはありません」とのことだ(11時50分頃に正式に提携発表があった)。 TポイントYahoo!ポイントの統合があってから、「Tポイント vs Pontaポイント」から「Tポイント vs 楽天スーパーポイント」へとライバル関係が変わってきた。Tポイント楽天スーパーポイント共に、オンラインでもオフラインでもポイントを使えるようになる、と言う流れとなっているが、Pontaポイントだけがその流れから取り残された感じだ。 リクルートは、2013年3月より開始のポンパレモールを軌道に乗せるために、2013年5月から楽天カードよりも0.2〜1.0%も還元率の高いリクルートカード、リクルートカードプラスを発表したが、ポイントの利用価値が楽天スーパーポイントTポイントに劣るため、リクルートカード・リクルートカードプラスの申し込みが伸び悩んでいるように思われる。ポンパレモールの伸びも良くなく、2013年5月22日時点での参加店舗が約520店舗。約11ヶ月後の2014年4月30日時点での参加店舗が約1,020店舗だ。ポイントの利用価値を上げなければポンパレモール・リクルートカード、リクルートカードプラスが一気に普及することはないだろう。 2012年11月から12月末までの期間限定だが、リクルートポイントに名称変更前の「じゃらん×ホットペッパーポイント」とPontaポイントとのポイント交換を行っていた時期がある。また、同期間中にポンパレやホットペッパービューティーでの利用時にPontaポイントをキャンペーンとして付与していた。既にポイント交換、付与については仕組みはできあがっている。ネットでの利用が遅れているPontaポイントと、ポイントの利用価値が低いリクルートポイントが提携するという発表があってもおかしくはない。むしろ、提携が無ければ、Tポイント楽天スーパーポイントのライバルではなくなるだろう。 CCC・ヤフー連合 楽天 LM・リクルート連合 共通ポイント Tカード Rポイントカード Pontaカード クレジットカード 名称 Yahoo! JAPAN JCBカード 楽天カード リクルートカードプラス
リクルートカード 還元率 1.0% 1.0% 1.2〜2.0% オンライン
ショッピングモール 名称 Yahoo!ショッピング 楽天市場 ポンパレモール 還元率 1.0% 1.0% 3.0% 筆者は高還元率カード特集の取材を受けるが、いつも紹介する高還元率クレジットカードNo.1としては漢方スタイルクラブカードを挙げている。漢方スタイルクラブカードの還元率は1.75%。一方リクルートカードプラスの還元率は2.0%。還元率だけ見ると、リクルートカードプラスの方が高い。さらに、どちらも電子マネー「nanaco」へのチャージでポイントが付くクレジットカードのため、スペックだけを見るとリクルートカードプラスの方が良さそうに見える。 しかし、ポイントの使い道としてはどうだろうか。ポンパレモールが楽天市場と同じくらいの参加ショップ数があれば、リクルートカードプラスをNo.1カードとして紹介するかもしれない。しかし、現時点では約1,000店舗しか参加していないポンパレモールは楽天市場Yahoo!ショッピングよりも価格競争は低い。いくら還元率が高くても、使うときに商品価格が高い、商品数が少ないのであれば、0.25%の還元率アップは大きいとは言えない。 もし、提携するとなるとリクルートカードプラスやネットで貯めたリクルートポイントをPonta加盟店で利用できるのであれば、2.0%還元が生きてくる。さらに、リクルートカードプラスと年会費無料のリクルートカード(VISA)を2枚保有することも可能のため、楽天Edyへのチャージはリクルートカード(VISA)、nanacoへのチャージはリクルートカードプラスの使い分けもできる。漢方スタイルクラブカード楽天Edyへのチャージではポイントは付かないため、高還元率No.1お勧めカードがリクルートカードプラス+リクルートカード(VISA)の2枚持ちに変わるかもしれない。当然、LMとリクルートからの正式発表があればの話だが。

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(記事提供者:ポイ探ニュース)

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2014/04/30 10:17:05 | 寄稿記事