JR東日本は、10月からモバイルSuicaの新サービスを順次開始します。従来、ビューカードを持っていないと利用できなかったモバイルSuicaですが、新サービスによって、ビューカード以外のクレジットカードや銀行口座、コンビニなどでチャージ（入金）して利用できるようになります。

◆10月1日〜
(1)ビューカード以外のクレジットカードによるモバイルSuicaの利用
(2)利用可能な定期券の券種の拡大

◆10月21日（土）〜
(3)モバイルSuicaによるネットショッピングの決済
(4)銀行チャージ
(5)EASYモバイルSuica

◆12月2日（土）〜
(6)ボーダフォンの携帯電話によるモバイルSuica利用

(1)ビューカード以外のクレジットカードによるモバイルSuicaの利用
・登録可能なカード：
　JCB、VISA、MasterCard、American Express、Diners Club

・会費：
　ビューカードで登録している場合は当面無料。
　その他のブランドのカードで登録する場合は、モバイルSuicaの年会費として
　1000円が必要になります。
　ただし、07年3月待つまでは「初年度無料キャンペーン」を実施。

(2)利用可能な定期券の券種の拡大
　これまでの通勤定期券、通学定期券に加え、グリーン定期券、二区間にわたる定期券が発売になります。

(3)モバイルSuicaによるネットショッピングの決済
　ネット上（PC、ケータイの両方）での買い物の決済手段として、モバイルSuciaのSF(電子マネー）が使えるようになります。ケンコーコムやジュンク堂書店、セイジョーなど、当初は9社のサイトで利用できます。

(4)銀行チャージ
　モバイルバンキングを使って、モバイルSuicaにチャージできるサービスです。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行のサービスが対象です。ただし、52〜105円の手数料がかかります。

(5)EASYモバイルSuica
　クレジットカードを指定しなくても、モバイルSuicaの電子マネー機能が利用できるサービスです。チャージはコンビニ「NEWDAYS」などの店頭や、銀行チャージで行います。ただし、定期券やSuicaグリーン券のサービスは利用できません。