先週半ばに発表されていたものですが、三井住友カードがアジア各国・地域の金融機関と提携し、相互に連携したサービスを提供していくためのプラットホーム「GlobePass」を設立すると発表しています。

三井住友カード:アジア10の国・地域の金融機関が提携!グローバルサービスネットワーク「GlobePass」を設立!(2008/10/1)

ニュースリリースによると、「GlobePass」は、“会員に対しては国境を越えた広域な優遇サービスを提供し、また加盟店に対しては増加する旅行者を相互に送客することを目的とした国際アライアンス”と位置付けられており、提供サービスの第一弾として、2008年12月をめどに、お互いのカード会員向け優待サービスプログラムを開始するとしています(ニュースリリースには、日本国内で参加予定の優待加盟店の一覧も掲載されています)。

ちなみに、日本国内での「GlobePass」に関する活動を推進することを目的に、三井住友グループのカード会社を中心に、「GlobePass推進協議会」という団体も設立されています。こちらには、カード会社以外に、NTTデータなどのシステム会社のほか、大日本印刷や凸版印刷などカード券面やICカードの供給会社も参加しており、もしかすると“日本発のアジアをまたがるICカードサービス”の開発なども念頭にあるのかもしれません。

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2008/10/06 22:30:47 | 寄稿記事