広島県内の主な公共交通機関で利用できるICカード乗車券「PASPY」を発行するPASPY運営協議会と広島銀行、中国新聞社が、2009年春頃をめどに、「PASPY」に会員証機能と後払い式非接触IC決済サービスを搭載した提携カードを発行すると発表しています。

PASPY運営協議会、広島銀行、中国新聞社:全国初、広島銀行・中国新聞社との提携カード発行について(2008/9/4)

ニュースリリースによると、新しく発行される提携カードは、広島銀行のクレジットカード一体型キャッシュカード「バリューワン」の子カードという位置付けで、後払い式非接触IC決済サービスとして、親カードがVISAブランドの場合は「Visa Touch」、JCBブランドの場合は「QUICPay」が搭載されるとのことです。また、「PASPY」機能(定期券は利用不可)のほか、中国新聞社が運営する会員サービス「ちゅーピーくらぶ」(加盟店での割引サービスなどを提供)の会員証としても利用できるようです。

広島県を生活基盤にしている人にとっては、至れり尽くせりな感じのカードですが、後払い式と前払い式の非接触IC決済サービスが両方搭載されたカードとしても、注目を集めることになりそうです。

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2008/09/04 22:34:17 | 寄稿記事