セントラルファイナンスとOMCカードが、災害対策システムの開発・運用で提携し、災害時の情報システムの相互補完体制を構築すると発表しています。

セントラルファイナンス、OMCカード:CFとOMCが情報システムを相互補完 災害対策で協力体制を構築(PDF、2007/10/29)

具体的には、名古屋に設置されているセントラルファイナンスの情報システムと、大阪に設置されているOMCカードの情報システムの間で、顧客データや取引データを毎日相互に伝送・保存し、万一どちらかが被災した場合に、もう一方のデータセンターで業務を代行できるよう、要員面を含めて体制の整備を図るというものです。

ニュースによると、“情報システムを相互利用することにより、単独で災害対策を実施する場合に比べ、10分の1程度の少ない投資と、3分の1程度の短期間で、構築することができます”とのことですが、システム環境の類似性と、両社のデータセンターの補完的な立地が、大きなメリットととして効いているといえそうです。

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2007/10/29 23:23:32 | 寄稿記事