気にしすぎじゃないかとのご指摘も、いくつかいただきました。ひと月ごとに期限が来るといっても、結局はおしなべて従来より1カ月以上は有効期限が延びるわけだから、かえってよかったんじゃないかっていう意見もあることは、重々承知です。それでも、毎月のように飛行機に乗る機会があり、コンスタントにフライトマイルを積算できる人ならともかく、獲得マイルの大半が陸でためたマイルで、しかも、好きな時に気軽に飛行機に乗れる立場にはない人たち。こういう人たちは、JAL・ANA両社が来年4月に実施するマイレージプログラムの改定で少なからぬ影響を受けると思いますけれど。しかも、マイルの有効期限が36カ月に延長されるのは来年4月からですが、すでに昨年1月に積算されたマイルから(その時点で残ってる場合)、適用を受けるのでつい最近まで、「翌々年の年末まで」のつもりでためてきたマイルが、突然、(有効期限自体は延びるとはいえ)積算した月ごとに分断され、それぞれに期限が設定されてしまうので、最悪の場合、2009年1月以降、毎月のように相当数のマイルが失効してしまう事態にもなりかねません。主に飛行機に乗ってマイルをためる人たちなら、効率よくフライトマイルを自動的に加算して、調整もできるでしょう。また、陸マイラーであっても、達人と呼ばれる方々や上級者の方であればマイルをためるにしても使うにしても、綿密な計画を立て、工夫を凝らし、裏技を駆使して、リニューアルに伴う諸問題をクリアすることもできるでしょう。放っておけないのはそれ以外の、マイルとのおつきあいが浅い方々の場合。特に、・普段、ほとんど飛行機に乗る機会がない(年に1〜数回程度)。修行も皆無・クレジットカードはANAカード、もしくはJALカードをメインで使っている・クレジットカードのポイントは、マイルに自動移行にしている・ANAマイレージクラブ会員の場合、Edy使用を主なマイル獲得手段にしている・好きな時や思い立った時に、飛行機に乗ることが極めて難しい・面倒くさがり屋で、細かい計算が苦手…などにあてはまる方は、ご用心。こういう人たちでも、ただ漫然とマイルをためるのではなく、例えばそれまで自動移行コースでマイルに移行していたものを、いったんカード会社のポイントとしてため、必要に応じ(フライトマイル...

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2007/10/28 14:56:44 | 寄稿記事