■クレジットカードで身に覚えのない支払が発生! もしかして不正利用? 手口と対処方法などを紹介! - 寄稿記事

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●クレジットカードで身に覚えのない支払が発生! もしかして不正利用? 手口と対処方法などを紹介!

2019年02月01日
 
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筆者のクレジットカードが不正利用?! 筆者が保有しているアメックスのプラチナ・ビジネス・カードで気になる支払履歴を発見した。月末に ヤフージャパン -東京都 港区 インフォメーション・サービス とあり、利用金額が498円となっている。 金額を見てピンとくる方もいると思うが、これはYahoo!プレミアムの月会費だ。 筆者はYahoo! JAPAN IDを2つ保有している。なお、Yahoo! JAPAN IDの複数作成は規約違反ではなく、Yahoo! JAPAN IDに関するヘルプでも複数アカウントで利用できる事が書かれている。 なぜ複数のYahoo! JAPAN IDがあるのかは、ソフトバンクとワイモバイルの契約があるためだ。 ソフトバンクの場合は、スマートログインの設定をすると、毎日Yahoo!ショッピングでTポイントが10倍貯まる。これは、通常の1倍に加え、Yahoo!プレミアム会員の+4倍、ソフトバンク ユーザー限定特典の+5倍で10倍となる。なお、Yahoo!プレミアムの月会費はソフトバンク利用者であれば無料となる。 ワイモバイルの場合は、ソフトバンク ユーザー限定特典の+5倍がないため、常時5倍と言う事だ。こちらも、Yahoo!プレミアム会員の月会費は無料となっている。 従って、これらのYahoo! JAPAN IDでYahoo!プレミアムの月会費である498円が引き落とされることはない。 ソフトバンクとワイモバイルで獲得できるポイントをまとめると以下のようになる。ソフトバンクやワイモバイル利用者であれば、Yahoo!ショッピングやLOHACOを積極的に利用するのがおトクだ。 ソフトバンク ワイモバイル 通常 1倍 1倍 Yahoo!プレミアム会員 +4倍 +4倍 ソフトバンク ユーザー限定特典 +5倍 ─ 合計 10倍 5倍 なお、それぞれの特典で付与される期間固定Tポイントは、今後PayPay残高となる予定だ。 [blogcard url="https://www.poitan.jp/archives/46087"] ソフトバンクやワイモバイルYahoo!プレミアム特典の不具合の可能性は? 何らかのシステムトラブルで引き落とされている可能性も考えて見た。例えば、ソフトバンクやワイモバイル利用者向けのYahoo!プレミアム特典を無料とするところを、システムトラブルで引き落としていたというパターンだ。 Yahoo!プレミアムの月会費が引き落とされるのであれば、Yahoo!ウォレットにクレジットカードが登録されているはずだ。筆者のYahoo! JAPAN IDで「Yahoo!ウォレット」の利用状況を確認してみたが、どちらも「未登録」となっている事を確認できた。 なお、「未登録」となっているのは、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物時には、毎回クレジットカード番号を入力しているためだ。 Yahoo!ウォレットにクレジットカード番号が登録されていないのであれば、Yahoo!プレミアムの月会費が誤って引き落とされることもない。 クレジットカード会社に電話してカード番号を変更してもらう その他のクレジットカードの明細を全て確認したが、アメックスのプラチナ・ビジネス・カードだけが不正利用されている。 早速、アメックスに連絡した。 利用明細を見ながら「12月31日にヤフージャパンは利用した覚えがない」と問い合わせた。カード会社からもYahoo! JAPANに照会する事になり、カード番号は変更すると言う事になった。 月会費として継続課金されているため、今後の請求もあるかもしれないが、こちらは不正請求としての対応をするという事だ。 先日、ビジネス・プラチナ・カードのメタル製カード切り替え申し込みを行っていたため、カード番号自体が変わることは全く問題ないが、カード番号が2回変わるのも気になるため確認したところ、メタル製カード切替用紙がアメックスに到着次第破棄し、新たに発行するカードをメタル製カードとして郵送すると言うことになった。 [blogcard url="https://www.poitan.jp/archives/47679"] ちなみに、補償についてアメックスに確認してみたが、今回は全額補償となるとのことだ。これで実被害はなくなった。 クレジットカード番号が紐付いているアカウントを探すには? 続いて、Yahoo! JAPAN側で、プラチナ・ビジネス・カードが登録されているアカウントを見つけられるのかを確認することにした。 「有料サービスを利用しているYahoo! JAPAN IDの照会」と言うページがある。 [blogcard url="https://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/p/544/a_id/42015/"] 「Yahoo! JAPAN ID照会申請フォーム」ボタンをクリックし、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、不正利用のあったクレジットカード番号、本人確認書類、パスワードを忘れたときのために、生年月日、秘密の質問、秘密の答えを入力し、「確認画面へ」ボタンをクリック。確認画面が表示されるため「決定」ボタンをクリックする。 受付から最短2日、1週間程度でメールアドレスに回答があるとのことだ。 問い合わせた翌日に「Yahoo! JAPANよりお知らせ」という件名のメールが届いた。内容を確認すると、「Yahoo! JAPAN ID: ○○」となっており、自分の知っているアカウントが表示されている。 メールには お客様より承りましたYahoo! JAPAN ID照会申請についてご連絡いたします。 申請の際にご入力いただいた情報と登録情報が一致するYahoo! JAPAN ID(以下、Y!ID)は上記のとおりです。 とあり、検索依頼したアカウントは自分のアカウントであると言う回答だ。 下の方に、 現在も継続してご利用いただいている有料サービスや、購入日時を ご確認いただく場合は、下記ページよりご覧いただけます。 お使いのY!ID、パスワードでログインして、ご確認ください。 ◇継続中サービスの確認・停止 https://detail.wallet.yahoo.co.jp/use_service とあったため、リンクをクリックしてみるが、継続中サービスは出てこない。Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用履歴も見たが、該当するような金額の購入はない。 そもそもYahoo!ウォレットにクレジットカードの登録がないため、継続課金はできないはずだ。 こちらのフォームでの検索は、カード番号からの検索ではなく、アップロードした免許証などの個人情報からの検索だったのではないだろうか。 有料サービスを停止するから申請することでカード番号からの停止が可能 さらに調べると、「有料サービスの利用を停止したい(Yahoo! JAPAN IDを忘れた)」と言うページが用意されていた。 [blogcard url="https://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/a_id/46866/"] 「Yahoo! JAPAN ID照会申請フォーム」と入力する内容はほとんど同じだが、こちらで問い合わせてみたところ、以下の回答があった。 有料サービスをご利用中でご申請者様と「名義が異なる」Yahoo! JAPAN IDを検出いたしました。 やはり、第三者が利用しているYahoo! JAPAN IDに筆者のクレジットカード情報が登録され、利用されたと言う事がわかった。 こちらのIDで、「有料サービスの利用停止」を行ってもらったため、2019年1月以降の請求はストップしたはずだ。 なお、どうしても有料サービスなどの停止ができない場合は、「「ヤフージャパン」から引き落としがあるが、何の請求かわからない」などのページ下部にある「解決しない場合は…」から問い合わせると、記述式で問い合わせることが可能だ。 [blogcard url="https://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/p/615/a_id/46906/"] 今回2回ほど問い合わせたフォームはフォーマットに沿って入力しなければならないが、上記の「解決しない場合は…」については自由記述式のため、細かい説明を記述する事ができる。どうしても解決できない場合は、こちらのフォームを利用しよう。 不正利用の被害に遭わないようにするためには? 今回、カード会社とYahoo! JAPANに連絡したことで、第三者によるクレジットカードの不正利用については解決した。 ただ、2点気になるところがある。1点目は犯罪者に対して、何かアクションを起こすことは可能なのかどうか。こちらについては次回まとめたい。 2点目は誰がどうやって筆者のクレジットカード番号を入手したか。クレジットカードは手元にあるが、実際カード番号をYahoo!ウォレットに登録して使われているわけだ。カードを紛失したわけでもなく、頻繁に利用しているカードでもないため、スキミングなどの被害に遭うことないはずだ。いくつかのサイトではビジネス・プラチナ・カードを登録していたが、もしそのサイトでカード番号が漏洩した場合は、もっと被害者が多いことになる。正直、これはどこから情報が漏洩したのかがわからない。 不正利用を防止するには、利用明細をチェックするしか方法はない。カード明細は毎月チェックするようにしよう。 通常、クレジットカードの紛失・盗難や不正利用についての補償は届け出た60日前からの損害が補償されることになっている。毎月確認していれば不正利用に気がつくために60日という設定があるのだろう。 最近は、アプリで利用明細を確認することもできる。アプリをインストールして、定期的に明細をチェックするのがおすすめだ。

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(記事提供者:ポイ探ニュース)

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2019/02/01 08:50:25 | 寄稿記事