■東京都の税金をクレジットカードで支払うときの注意点 住民税は対象外 - 寄稿記事

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●東京都の税金をクレジットカードで支払うときの注意点 住民税は対象外

2015年04月14日
 
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住民税(特別区民税・都民税)は対象外 東京都が2015年4月1日(水)より、自動車税以外の税金クレジットカードでの納付が可能となった。納付可能な都税は以下の15の税金だ。 自動車税、自動車取得税、固定資産税・都市計画税(23区内のみ)、固定資産税(償却資産)(23区内のみ)、不動産取得税、法人都民税、法人事業税、個人事業税、事業所税、地方法人特別税、軽油引取税、都たばこ税、ゴルフ場利用税、鉱区税、宿泊税 いわゆる住民税の特別区民税・都民税は対象外となっている。なぜ対象外なのかを確認するため、住民税の納付書を確認した。主管課名という箇所は「世田谷区役所納税課」となっている。一方、自動車税の場合は「都税総合事務センター」、固定資産税・都市計画税の場合は「世田谷区都税事務所」と印字されている。 住民税の徴収は、都税事務所ではなく、それぞれの区の納税課で行っているために対象外となっているのだろう。 クレジットカード納付を行うときの手数料の分岐点は? では、自動車税や固定資産税などをクレジットカードで支払う場合の手数料を見てみよう。 税額 決済手数料(税抜) 1円〜10,000円 73円 10,001円〜20,000円 146円 20,001円〜30,000円 219円 30,001円〜40,000円 292円 40,001円〜50,000円 365円 ※以降、税額が10,000円増えるごとに決済手数料73円(税抜)加算 10,001円の場合に146円(税抜)となっているため、消費税が8%の時は1.57%の手数料だ。20,000円の場合は0.785%。つまり、10,001円〜20,000円の手数料は0.785〜1.57%となり、還元率が1.6%以上のカードであればクレジットカード納付でもおトクと言うことになる。 還元率が1.6%以上のクレジットカードは非常に少ないが、決済手数料率は、税額が高くなればなるほど範囲が狭まってくるので確認しておこう。 税額 決済手数料(8%の税込) 手数料の割合 1円〜10,000円 78円 0.78〜7,800% 10,001円〜20,000円 157円 0.79〜1.57% 20,001円〜30,000円 236円 0.79〜1.18% 30,001円〜40,000円 315円 0.79〜1.05% 40,001円〜50,000円 394円 0.79〜0.98% 50,001円〜60,000円 473円 0.79〜0.95% 60,001円〜70,000円 551円 0.79〜0.92% 70,001円〜80,000円 630円 0.79〜0.9% 80,001円〜90,000円 709円 0.79〜0.89% 90,001円〜100,000円 788円 0.79〜0.88% 100,001円〜110,000円 867円 0.79〜0.87% 1万円ごとに一律73円(税抜)の手数料がアップしていくことを考えると、どの範囲でも同じ率になると思うかもしれないが、1円に対する手数料の割合が異なるため範囲がわかってくる。1円に対しての手数料78円(税込)と1円に対しての手数料867円では「率」を計算すると変わってくるということだ。 この範囲で考えた場合、40,001円以上の納税額の場合は還元率1.0%以上のクレジットカードで支払えば金額にかかわらずおトクになる。しかし、手数料を引いたおトク度としては微々たる額になるため、やはり還元率1.5%以上のカードで支払うのが良いだろう。 還元率が1.5%を常時超えるクレジットカードとしては、還元率2%のリクルートカードプラス(年会費2,000円+税)、還元率1.8%のリーダーズカード(年会費初年度無料、翌年度2,500円+税、年間50万円以上で無料)、還元率1.75%の漢方スタイルクラブカード(年会費初年度無料、翌年度1,500円+税)、還元率1.75%のREX CARD(年会費初年度無料、翌年度2,500円+税、年間50万円以上で無料)、還元率1.5%のエクストリームカード(年会費初年度無料、翌年度3,000円+税、年間30万円以上で無料)がある。 もし、納付期限が誕生日月に重なっている場合はライフカードも良いだろう。 住民税とリクルートカードプラスはnanaco利用を また、住民税の支払いはクレジットカード納付ができない。この場合は、従来通りnanacoで支払うのが良い。リクルートカードプラスでnanacoにチャージし、セブン-イレブンでnanacoで支払う。リクルートカードプラスでnanacoチャージした時に2%のポイント還元となり、支払い手数料は不要。従って、住民税以外の都税も、リクルートカードプラスの場合はnanacoで支払った方が手数料分おトクということだ。 nanacoで支払う場合は、nanacoにチャージすることでポイントを貯められる、リクルートカード(Visa、JCB)、Yahoo! JAPANカード(JCB)、楽天カード(JCB)等の還元率が1.0%以上のカード、またはnanacoチャージでポイントが貯まらなくなる改悪を恐れるのであればセブンカード・プラスでチャージして支払うのが良いだろう。 今後、様々な自治体でクレジットカードによる税金の納付ができるようになると思われるが、手数料を考えるのであれば、現時点ではクレジットカードチャージしたnanacoでの支払いが最強だ。 [固定資産税・都市計画税をnanacoで支払いクレジットカードのポイントゲット!]

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(記事提供者:ポイ探ニュース)

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2015/04/14 10:22:45 | 寄稿記事