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■還元率2.0%の「リクルートカードプラス」、還元率1.2%の「リクルートカード」の最強の使い方 - 寄稿記事
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●還元率2.0%の「リクルートカードプラス」、還元率1.2%の「リクルートカード」の最強の使い方
2015年01月13日
2013年5月に募集を開始した「リクルートカードプラス」と「リクルートカード」。年会費2,000円+税で還元率が2.0%の「リクルートカードプラス」、年会費無料で還元率が1.2%の「リクルートカード」。非常におトクなカードだが、筆者は今まであまり紹介してこなかった。しかし、2014年4月に「リクルートカードプラス」「リクルートカード」で貯まるポイントが、2015年春にリクルートポイントからPontaポイントに切り替わるとの発表後、一気にメインカードの候補として紹介するようになった。
なぜ、リクルートポイントでは紹介できなかったのか。クレジットカード選びでは、ポイント還元率も重要だが、一番重要なのはポイントの使い道だ(「「貯まりやすいポイント」よりも重要な事は「○○なポイント」」参照)。どんなにポイント還元率が高くても、ポイントを使えなければ意味が無い。その点、リクルートポイントは使い道が、「じゃらんnet」「ポンパレモール」等のリクルート関連サイトに限られている。毎年旅行に行っている、毎月ポンパレモールで買い物をしていると言う利用者の場合は、間違いなくリクルートポイントを貯めるのはおトクだ。しかし、それ以外の場合は、還元率が低くても「楽天カード」など、ポイントが使いやすいクレジットカードを選ぶべきだろう。
しかし、リクルートポイントが廃止され、Pontaポイントに統合されると、「リクルートカード」や「リクルートカードプラス」で貯めたポイントを、ローソンやゲオ、ケンタッキーフライドチキンなどでも使うことができるようになる。一気に使い勝手の良いポイントになったのだ。ポイントの使い勝手が良くなった「リクルートカードプラス」は一気にメインカードとしての価値が出てきて、紹介するようになった。
特徴1:「リクルートカードプラス」ならどこで使ってもPontaポイントが2%貯まる
2014年7月から「リクルートポイント」と「Pontaポイント」の相互交換が始まり、2015年春からは、「リクルートカードプラス」「リクルートカード」の支払いで貯まるポイントが、リクルートポイントではなく、Pontaポイントが直接貯まるようになる。Pontaポイントは2015年1月1日時点で、約23,400店で利用可能な共通ポイントだ。
ちなみに、リクルートポイントからPontaポイントに切り替わる時に、「リクルートカードプラス」や「リクルートカード」の還元率が下がるのでは? と質問を受けることもある。リクルートカードを発行しているリクルートライフスタイルに確認した所、現時点ではPontaポイントが直接貯まるようになっても、ポイント還元率を下げることはないとのことだ。
特徴2:Pontaポイントを利用するとリクルートカードプラスの還元率は10%以上にもなる事も
Pontaポイントをおトクに使うには、ローソンの「お試し引換券」が最強だ。ローソンでは毎日のように、少ないポイントで交換できる商品が用意されている。例えば、「メントス アソートバック」は200円+税のものが50ポイントで交換できる。
つまり、レジでPontaポイントを使う場合は1ポイント=1円としてしか使えないが、お試し引換券を利用すると、1ポイントが4円以上になることもある。つまり、「リクルートカードプラス」で100円で2ポイント貯めると、8円として利用できるということは還元率が8%になることもあるということだ。
お試し引換券の利用方法は簡単で、ローソンにあるロッピー(Loppi)という端末を利用することになる。写真の右横にあるカードリーダーにPontaカードを通す。カテゴリから選択し、商品を選択する。
左下から写真のような引換券が出てくるため、Pontaカードとお試し引換券、店内から商品を探してそれをレジに持っていく。既にPontaポイントが引かれているため、レジで支払う金額は0円となる。
ローソンでは来店ポイントが終了しているが、お試し引換券利用時にはPontaカードの提示を忘れてはいけない。支払金額は0円となるが、商品を購入したことになるため、商品代に対するPontaポイントを獲得できる。今回の場合は200円(税抜)に対するポイント付与になるため、0円の支払いにもかかわらず2 Pontaポイントの獲得となる。
ちなみに、お試し引換券を発券後、店舗に商品が無い場合もある。その場合は、使ったPontaポイントはどうなるのだろうか? その場合は、特に何もする必要はない。発券してから30分間でお試し引換券が利用されなければPontaポイントは戻る仕組みになっている。
特徴3:電子マネーnanacoへのチャージでもポイントが貯まる
「最強の超高還元率カード「漢方スタイルクラブカード」 6つのメリットとは?」の特徴4でも書いたが、「リクルートカード」「リクルートカードプラス」もnanacoへのチャージでポイントが貯まるクレジットカードとなっている。「リクルートカードプラス」からnanacoにチャージするときに2%分のPontaポイントが貯まり、nanacoの支払いで1%分のnanacoポイントが貯まる。合計還元率は3%にもなる。
イトーヨーカドーで「セブンカード・プラス」を利用した場合に貯まるポイントは1.5%のnanacoポイントだ。「リクルートカードプラス」+「nanaco」を利用することで還元率は「セブンカード・プラス」の2倍の3%まで上げることが可能となる。
セブンカード・プラス
リクルートカードプラス+nanaco
クレジットカードでnanacoにチャージ
─
100円につき2リクルートポイント(2%)
支払い
クレジットカード払い
200円につき3 nanacoポイント(1.5%)
─
nanaco払い
100円につき1 nanacoポイント
100円につき1 nanacoポイント
?合計
最大1.5%
3%
特徴4:JCB・Visaブランドの2枚持ちで電子マネー最強
「リクルートカードプラス」からチャージしてポイントが貯まる電子マネーは「nanaco」と「モバイルSuica」となる。しかし、「リクルートカード(VISA)」の場合は、さらに「楽天Edy」「SMART ICOCA」へのチャージでもポイントが貯まる。また、「リクルートカード(VISA)」は「MUFGカード」となるため、auかんたん決済でau WALLETカードにチャージすることも可能だ。
リクルートカードのメリットは、同一ブランドでなければ重複保有が可能なところだ。「リクルートカードプラス」と「リクルートカード(VISA)」、「リクルートカード(JCB)」と「リクルートカード(VISA)」は2枚保有することが可能となっている。
従って、メインカードの「リクルートカードプラス」ではnanacoチャージを、サブカードの「リクルートカード(VISA)」では楽天Edyチャージを行うと、効率よくポイントが貯められる。
特徴5:PontaポイントはJALマイルにも交換可能
現時点ではPontaポイントは「JMB ローソンPontaカードVisa」保有者であればJALのマイルに交換が可能となっている。2 Pontaポイントが1マイルとして交換可能だ。しかし、2015年春頃に、「JMB ローソンPontaカードVisa」保有の条件が無くなり、誰でもJALのマイルとPontaポイントの交換が可能となる。「リクルートカードプラス」で貯めたポイントをJALのマイルに交換可能となり、マイル還元率は1.0%と非常に高い。「リクルートカードプラス」の年会費は2,000円+税、マイル移行手数料は発生しないため、年会費2,000円+税で1%のマイルを貯めることができる。
一方、「JALカード」の場合、年会費は2,000円+税で、200円につき1マイルしか貯まらない。しかし、年会費とは別に3,000円+税のJALカード ショッピングマイル・プレミアムに入会すると、100円につき1マイル貯まるクレジットカードになる。ただし、年会費は5,000円+税と高額だ。
完全に陸マイラーだけで考えると、「リクルートカードプラス」を保有し、JALの特典航空券を獲得したほうが良いだろう。さらに、リクルートポイントもPontaポイントも加算・減算があれば有効期限が延長されるポイントプログラムだ。利用する前にJALのマイルに交換すれば、マイルの有効期限を考えずにJALマイルを貯めることも可能となる。
特徴6:リクルートカードは旅行保険も充実
旅行保険は死亡補償以外は合算して利用可能となっている。例えば、Aカードの傷害治療費用限度額が100万円、Bカードの傷害治療費用限度額が200万円の場合、最大300万円までの補償を受けることが可能となる。
ただし、旅行保険に関しては自動付帯と利用付帯があり、自動付帯はクレジットカードを保有しているだけで受けられるサービスで、利用付帯は旅行代金の一部でも支払わなければ受けられないサービスとなる。
「リクルートカードプラス」の場合は、海外旅行保険も国内旅行保険も自動付帯だ。そのため、旅行代金を「リクルートカード(VISA)」で支払うと、「リクルートカード(VISA)」と「リクルートカードプラス」の旅行保険を合算して利用可能となるのだ。同じリクルートカードだが、発行元が「リクルートカード(VISA)」は三菱UFJニコス、「リクルートカードプラス」はJCBとなるため、それぞれの補償が受けられるということだ。
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リクルートポイントがPontaポイントに変更されることで、一気にメインカードの候補になった「リクルートカードプラス」。ローソンの利用が多い場合は、メインカードを「リクルートカードプラス」、サブカードを「リクルートカード(VISA)」に変更してみてはどうだろうか? 国際ブランドもメインカードがJCB、サブカードがVisaと相性もよく、高還元率でさらに電子マネーにも強い。旅行保険も充実していると、メインカード・サブカードの最強パターンだろう。
また、2015年からは、PontaとJALのキャンペーンが増え、春頃からはPontaポイントとJALマイルの相互交換も始まる。JALマイラーにとっても「リクルートカード(VISA)」は電子マネー対策として用意しておいても良いだろう。
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(記事提供者:ポイ探ニュース)
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2015/01/13 13:19:55 | 寄稿記事