アメリカでのカード不正利用の発生を受け、昨年末に全会員の海外でのカード利用を停止していた「ファミマTカード」ですが(2010年12月27日の記事参照)、原因の特定と対応が完了したとして、25日よりカードの利用を再開しています。

ファミマクレジット:ファミマTカード海外クレジットご利用再開のご案内(2011/1/25)

気になる不正利用の原因については、“クレジットカード番号を類推する手口による犯罪行為であると特定するに至りました”とのことで、いわゆる「クレジットマスター」と呼ばれる手口だったようです。

>参考記事
ITmedia:古くて新しいクレジットマスターの手口(2009/8/30)

クレジットマスターは、利用者がカードの取り扱いに気をつけていてもどうしようもない面もあり、根本的な対策としては、以前カード業界団体が方針を示していた“オンラインショッピングでは、カード番号や有効期限に加え、別途カード会社に登録したパスワードの入力を義務付ける”というような施策が(2010年12月15日の記事参照)、やはり必要なのかもしれません。

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2011/01/26 23:46:32 | 寄稿記事