経済産業省が2月9日に、2009年12月の特定サービス産業動態調査の結果を発表しています。

2009年12月は、販売信用業務が前年同月比+1.0%と、8ヵ月ぶりにプラスに転じました。ただ、2009年全体でみた販売信用業務の取扱高は前年比▲0.6%となり、1994年の調査開始以来初めてのマイナスとなってしまったようです。今回発表された12月の結果にみられるように、足元ではやや回復の兆しが見え始めていますが、2010年にどこまで持ち直すことができるのか、クレジットカード業界にとっても重要な1年となりそうです。

クレジットカード業の取扱高
(カッコ内は前年同月比。単位:百万円、%)
年月販売信用業務 消費者金融業務 2009年1月2,563,886(0.6)363,435(▲14.8)2009年2月2,200,750(▲1.4)353,212(▲19.0)2009年3月2,418,212(▲0.6)398,539(▲13.9)2009年4月2,550,383(1.4)370,452(▲13.4)2009年5月2,417,201(▲1.0)366,709(▲17.8)2009年6月2,432,244(▲0.6)332,868(▲19.4)2009年7月2,608,064(▲2.6)323,225(▲17.8)2009年8月2,495,048(▲0.8)326,809(▲19.3)2009年9月2,452,634(▲0.5)346,753(▲21.9)2009年10月2,478,476(▲1.3)322,537(▲25.9)2009年11月2,566,082(▲1.8)333,773(▲21.6)2009年12月2,810,678(1.0)272,478(▲23.5)

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2010/02/10 23:59:21 | 寄稿記事