国土交通省は、羽田空港で10月に増加する発着枠の配分のうち、国内線の1日あたり37便の割り当てを決めました。この中で日本航空(JL)が7.5便となったのに対し、全日空(NH)は11.5便を獲得。スカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、スカイネットアジア航空(6J)、スターフライヤー(7G)の4社も、競争条件の公平性を保つため優先的に配分しており、合計で1日17便を割り振ったそうです。現在のJALとANAの差は、こんなことにも現れているように感じます。これまで国交省は発着枠の配分について、日航と全日空に対し、ほぼ同数を割り振っていた様ですが、日本航空は経営再建中。不採算路線からの撤退を進めており、これまで通り配分しても増便する体力がないのです。なお、羽田空港では、10月の供用開始から半年後にさらに発着枠が増加する計画で、第2弾回の増枠分の配分時期をめどに、今回の配分を含めて見直す予定だそうです。JALは新最高経営責任者(CEO)のもと早く立ち直って次回の増便期待します。詳細はこちらでご確認ください。→ 羽田発着枠、国内線は全日空の配分多く-新規航空会社にも合計17便  
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"羽田拡張分発着枠はANAに手厚く。せっかくのビジネスチャンスに増便体力なしJALは縮小!" の続きを読む »

2010/01/07 12:31:43 | 寄稿記事