毎月恒例の前払い式電子マネーの普及状況ですが、今月は少し早めに、日経新聞本紙に9月の数値が掲載されていました(残念ながら、利用可能店舗数は掲載されていませんでした)。

8月に続き、9月もシルバーウィークの影響で休日が多かったからか、全体的に利用件数が伸び悩む結果となっています。これまで、大きく利用件数を伸ばしてきた「WAON」も、さすがに今回は80万件減と少し失速してしまったようですが、10月からはファミリーマートでの利用が可能となり(2009年2月4日の記事参照)、どれくらい利用件数を伸ばすことができるのか楽しみなところです。

前払い方式の主要電子マネーの普及状況
(2009年10月17日付け日本経済新聞より)
 発行枚数月間利用件数利用可能店舗数Edy5,200万枚2,500万件-Suica2,735万枚2,837万件-PASMO1,342万枚1,228万件-nanaco900万枚3,500万件-WAON1,130万枚2,530万件-ICOCA491万枚128万件-(注)2009年9月末現在。「Suica」の利用件数は、JR北海道の「Kitaka」、JR九州の「SUGOCA」、西日本鉄道の「nimoca」を含む。

"プリペイド型電子マネーの普及状況(2009年9月末)" の続きを読む »

2009/10/19 23:42:52 | 寄稿記事