9月29日にイオンクレジットサービスが、2010年2月期第2四半期決算を発表しています。そのなかに、イオンが展開する電子マネー「WAON」に関する実績が掲載されていたので、ご紹介します。

イオンクレジットサービス:2010年2月期 第2四半期 決算短信(PDF、2009/9/29)

決算短信によると、2009年3〜8月の「WAON」の総取扱高は、2,332億円とのことです。他の電子マネーでは取扱高が公表されていないため、比較できないのが残念なところですが、最近の「WAON」の好調さを反映し、なかなかの規模になっているのではないでしょうか。

ちなみに、この総取扱高と日経流通新聞に毎月掲載されている利用件数をもとに「WAON」の利用単価を計算すると、スーパーでの利用がメインということもあり非常に高く、1件あたり約1,769円となります。毎月の利用件数が「WAON」を上回っている「nanaco」と「Suica」では、利用単価がもっと低い(コンビニでの利用がメイン)ことを踏まえると、総取扱高では既に「WAON」が両電子マネーを上回っている可能性も十分にありそうです。

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2009/10/01 23:44:14 | 寄稿記事