先月末に発表されていたものですが、電子マネーの「WAON」を発行するイオンと島根県の大田市観光局が、世界遺産の「石見銀山遺跡」を中心とした地域の発展を目的に提携し、「石見銀山WAON」の発行と観光施設等での「WAON」の導入を行うと発表しています(4月25日より)。

イオン、大田市観光局:国内初、世界遺産で電子マネーを発行 「石見銀山WAON」発行について(PDF、2009/3/30)

イオンの電子マネー「WAON」はもともと、地域通貨としての導入など地域活性化に向けた取り組みを、他の電子マネーに対する差別化戦略のひとつとして挙げており、これまでに、横須賀市の久里浜商店街や山陰地方で地域密着型の取り組みが行われています。

久里浜商店街での取り組みでは、「WAON」を媒介にジャスコと商店街の共存共栄関係ができつつあり、なかなか好評なようですが(All About:電子マネーで商店街が復活だ!、2009/3/15)、石見銀山でも成功をおさめることができるでしょうか?

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2009/04/05 23:05:15 | 寄稿記事