JR東日本・中央快速線で勢力を増しつつあるステンレス製の新型車両(E233系)。山手線と同じく、ドア上に広告などが流れる液晶ディスプレイが設けられ、時にはディスプレイはもちろん、中吊りまで1社丸ごとの独占広告電車になったりするんですが、最近は立て続けに、中央線のほうで、「洋服の青山」独占広告電車に乗り合わせました。「新・清涼スースースーツ」をテーマに、気温30度のビジネス街で暑がっている3人のサラリーマンを見て、松浦亜弥さんが4度涼しい体感温度が得られるスーツを提供。新しいスーツ姿に変身した彼らは、「26度」を実感しつつ快適に街を歩く、というもの(テレビでも同じCMが流れてますよね)。このパターンのCMが、繰り返し車内ディスプレイに流れるのですが。思えば、これが、今回の発表の布石だったのかも知れません。6月7日、青山商事とJR東日本は、以下のようなニュースリリースを発表しました。(PDF/29KB)●2007年6月30日以降、首都圏の「洋服の青山」約180店舗において、Suicaが利用できるようになる。●「Suicaポイントクラブ」に入会している利用客が、Suicaで支払うと、「Suicaポイント」がたまる。●2007年10月1日より「AOYAMAカード」のポイントから、「Suicaポイント」へのポイント交換が可能になる。6月30日、洋服の青山はまず11店舗を皮切りに、Suica電子マネーを導入。同時に「Suicaポイント」サービスにも加盟、対象店は順次広げていくそうです。ポイント付与率は105円につき、1ポイント。また、画期的なのは「AOYAMAカード」というクレジットカード(洋服の青山での買い物で105円4ポイント、誕生月2倍ポイント、また、それ以外の国内の店でのカードショッピングで100円1ポイント積算)でためたポイントが、「Suicaポイント」に移行できるというもの。「Suicaポイント」への交換は、小売業としては「洋服の青山」が全国初とのことですね。しかし、「Suicaポイントクラブ」といえば、「紳士服のコナカ」でもSuica付きビューカードやモバイルSuicaで買い物をすれば、「Suicaポイント」がたまるんじゃありませんでしたっけ?いいのかなあ、ライバル会社が共存するのは(利用者としては嬉しいですが...

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2007/06/08 00:11:41 | 寄稿記事