■アシアナ航空が札幌に就航 ANAマイラーにとって、このニュースが意味する事とは!? - 寄稿記事

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●アシアナ航空が札幌に就航 ANAマイラーにとって、このニュースが意味する事とは!?

2016年05月19日
 
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既に発表されている事であるが、アシアナ航空が2016年7月1日(金)より札幌に就航する。毎日、仁川⇔札幌便を運航するのだ。 このニュースは、札幌に住む人には当然の事ながら大きな意味合いがあるが、それ以外の方でも、上級ANAマイラーならば鋭く反応したい情報である。 ANAマイルを使って特典航空券を利用する場合、「日本⇔韓国」の往復は15,000マイルが必要である。より丁寧に説明すると、全ての行程をANA便で予約する場合、「ANA国際線特典航空券」のルールが適用され、シーズンによる変動があるが、一部区間でもスターアライアンスの航空会社を利用する場合、「提携航空会社特典航空券」のルールが適用され、予約時期に関わらず15,000マイルとなる。 「提携航空会社特典航空券」のルールでは、下記のような記述がある。 途中降機(24時間を超える滞在) 日本発・海外発ともに途中降機は、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能です。 乗り換え 日本国内で往路・復路各2回まで可能です。さらに、日本以外で往路・復路各2回まで可能です。 これらのルールを理解したうえで、15,000マイルの価値を最大限に引き出すような旅程を考えてみた。 この旅程において、国内線を4回利用し、国際線を2回利用しているが、あくまで目的地は「ソウル」であり、国際線航空券となる。よって、目的地のソウルでは、24時間を超える滞在が必須となる。 往路の「稚内→利尻」は、地上移動を含んだストップオーバー(24時間を超える滞在)であり、札幌は乗継地(24時間以内の滞在)となる。往路でストップオーバーをしている事から、復路でのストップオーバーは不可で、沖縄及び福岡は何れも乗継地(24時間以内の滞在)である事が必須となる。 しかしながら、沖縄⇒福岡、福岡⇒羽田においては、ANAは数多くのフライトを有するため、両地点において、限りなく24時間に近い滞在が可能である。 上記は、あくまで一つの例であるが、わずか15,000 ANAマイルで、稚内、礼文島、利尻島、ソウル、沖縄、福岡までを旅する事が可能なのだ。 ちなみに、JALマイルを用いてワンワールド特典航空券を取得する場合、マイル制を敷いており、最低必要マイル数は25,000マイルに設定されている。 また、上記航空券の国内線区間は、国際線の乗継扱いとなる事から、330日前の予約(発券)が可能である。通常、国内線は2か月前からしか予約が出来ないので、8月の北海道路線などを特典航空券で予約するのはかなり困難である。この点も特筆すべき点と言える。 上記区間の航空券を全て購入した場合、8月の夏休み時期と言う事を考えると、少なく見積もっても15万円くらいになるのではなかろうか? 15万円÷15,000マイル=10円/1マイルとなり、1マイルあたり10円の価値を生み出している事になる。マイルの価値を最大限に引き出す使い方として、是非参考にしていただければと思う。

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(記事提供者:ポイ探ニュース)

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2016/05/19 12:05:34 | 寄稿記事