■電子マネーを制するものはポイントを制す 2015年以降でもau WALLETをおトクに使うには? - 寄稿記事

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●電子マネーを制するものはポイントを制す 2015年以降でもau WALLETをおトクに使うには?

2014年11月06日
 
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おトクにポイントを貯めたいのであれば電子マネーの活用が必須だ。しかし、電子マネーを活用するのは非常に難しい(なぜ、電子マネーを利用するとおトクになるか、電子マネーが複雑なのかは「電子マネーを制するものはポイントを制す なぜ電子マネーを利用するとおトクなのか」参照)。そこで、誰でも電子マネーを使っておトクになれるように、クレジットカードと電子マネーのおすすめの組み合わせ、利用方法、ポイントの使い方を紹介していきたい。 第1回目は「au WALLETカード」だ。 この記事は、次のような人におすすめの記事となっている。 au利用者 マイラー(ANAJAL、UA) 2014年5月21日に開始したau WALLET。au利用者であれば誰でも申し込みが可能なプリペイド型の電子マネーとなる。約5ヶ月後の2014年10月、申込件数660万枚を突破した。MasterCardブランドのプリペイドカードのため、MasterCardが使える店舗であれば、ほぼ利用可能となっており、他の電子マネーよりも圧倒的に利用可能場所が多いのが特徴だ。カード番号があるため、もちろんネットショッピングにも利用できる。 しかし、「すんごい貯まる すんごいおトク」と所ジョージさんがCMをしているが、電子マネーとしてのポイントの貯まり方はau WALLETカードの支払い200円(税込)につきWALLETポイントが1ポイント(=1円相当)と一般的な電子マネーと同じだ。「すんごい貯まる」訳ではない。しかし、2014年12月末までは、「すんごいおトク」なのは確かだ。では、なぜおトクなのだろうか? au WALLETカードへのチャージ方法は5つ 最もおトクなのは「じぶん銀行」からのチャージ au WALLETはプリペイド式の電子マネーのため、他の電子マネーと同様、チャージでポイントを貯める事ができる。au WALLETへのチャージ方法は5つ。 auショップでの現金チャージ クレジットカードチャージ auかんたん決済チャージ じぶん銀行からのチャージ auポイント、WALLETポイントからのチャージ このうち、最もおトクなチャージ方法はKDDIと三菱東京UFJ銀行が出資して作られた「じぶん銀行」からのチャージだ。「じぶん銀行」からのチャージでチャージ金額の5%が上乗せされる。 例えば、25,000円分のチャージを行うと、5%上乗せされ26,250円利用できる事になる。チャージするだけで1回1,250円もおトクになる。この5%上乗せチャージは1ヶ月10回までの制限があるため、1ヶ月におトクになる金額は12,500円だ。ただし、この5%上乗せのチャージについては期間が決まっており、2014年12月末までの限定キャンペーンとなっている。 2014年5月からau WALLETカードを利用している場合は、非常におトクなキャンペーンだったが、これからau WALLETカードを利用するには、どうすれば良いのだろうか。2015年1月以降、「じぶん銀行」からの上乗せチャージが全く無くなった場合を考えてみよう。 au WALLETカードへのクレジットカードによるチャージ方法は? 2015年以降、au WALLETカードをおトクに利用するには、クレジットカードによるチャージを考えなければならない。 au WALLETカードクレジットカードでチャージする場合のチャージ方法は、クレジットカードからの直接チャージ、またはauかんたん決済での通信料金と一緒にクレジットカード引き落としに設定するパターンの2つとなる。 では、クレジットカードでのチャージ、auかんたん決済でのチャージについて確認しよう。対象クレジットカード、チャージ単位、上限をまとめた。 チャージ方法 対象クレジットカード チャージ単位 上限 クレジットカード すべてのMasterCard、クレディセゾン/UCカード発行のVisaブランド、au WALLETクレジットカード 3,000円、5,000円、7,000円、10,000円、15000円、25,000円 ─ auかんたん決済 au WALLET クレジットカードMUFGカード(MasterCard/Visa)、DCカードNICOSカード、セゾンカード(MasterCard/Visa/JCB)、UCカード(MasterCard/Visa)、楽天カード(Visa/MasterCard/JCB)、イオンカード(Visa/MasterCard/JCB)でauの通信料金を引き落としていること 1,000円単位 ■20歳未満 3,000円 ■20歳以上 加入年月1〜3ヶ月:5,000円/月 加入年月4〜47ヶ月:1万円/月 加入年月48ヶ月〜:2万円/月 方法1:au WALLETカードへのクレジットカードチャージ まず、クレジットカードによる直接チャージだ。チャージ可能なクレジットカードはMasterCardブランドか、クレディセゾン・UCカード発行のVisaブランド、または2014年10月28日から募集開始のau WALLETクレジットカードとなる。 最初に、au WALLETクレジットカードでチャージすることを考えてみよう。au WALLETクレジットカードは200円につき2ポイント獲得できる還元率1.0%のクレジットカードだ。しかし、au WALLETカードへのチャージだけ200円につき1ポイントと還元率は0.5%にダウンする。au WALLETカードの利用時に0.5%のポイントが付与されることを考えても、合計の還元率は1.0%。還元率が1.0%であるならば、au WALLETクレジットカードで直接支払っても同じとなるため、おトクにはならない。 では、全てのMasterCardブランド、クレディセゾン/UCカード発行のVisaブランドで還元率が高いカードを考えると、誕生日月が5倍になる「ライフカード(MasterCard)」や、リボ専用カードだが還元率1.5%の「DCカード Jizile(MasterCard)」、還元率が1%の「SoftBankカード」「Amazon MasterCardクラシック」が挙げられるだろう。ただし、「SoftBankカード」や「Amazon MasterCardクラシック」でチャージしたとしてもチャージ時に1.0%、支払い時に0.5%と合計の還元率は1.5%だ。 十分高い還元率だが、元々の還元率が1.5%以上ある「リクルートカードプラス」「リーダーズカード」「漢方スタイルクラブカード」「REXカード」「エクストリームカード」を使った方が、ポイントが分散されず、使い勝手は良いだろう。 また、nanacoSuica楽天Edy等の電子マネーの場合は、非接触での支払いとなるため、コンビニでも利用しやすい。合計の還元率が1.5%だとしても、スムーズな支払いを考えるとメリットがある。しかし、au WALLETカードの場合は、クレジットカードと同じように支払うため、それであれば高還元率カードの「リクルートカードプラス」「リーダーズカード」「漢方スタイルクラブカード」「REXカード」「エクストリームカード」で直接支払っても同じことになる。 方法2:auかんたん決済によるau WALLETカードチャージ 次に、auかんたん決済によるau WALLETカードへのチャージを考えよう。auの通信料金の引き落としに対象のクレジットカードを指定している場合、auかんたん決済でau WALLETカードにチャージできるというサービスだ。仕組みはこうだ。 (1)auかんたん決済でau WALLETカードにチャージ申請する (2)auの通信料金の支払い方法がクレジットカードの場合、対象のクレジットカードかどうか確認する (3)対象のカードであればチャージが可能、対象カードでなければ、チャージができない (4)通信料金に加え、au WALLETカードの合算金額が、指定のクレジットカードから引き落とされる クレジットカードからau WALLETカードへのチャージ分も引き落とされるため、au WALLETカードへのチャージ分もクレジットカードのポイントが貯まるということだ。開始当初は、対象カードが少なかったが、「楽天カード」や「イオンカード」が追加されるなど、どんどん対象カードが増えている。 しかし、auかんたん決済の場合、利用者の年齢と加入年月によりチャージ可能な金額が異なるので注意が必要だ。例えば、20歳以上で2年間使っている利用者は1ヶ月に1万円までのチャージとなる。従って、それ以上利用する場合は、他のチャージ方法を利用しなければならない。ただし、直接のクレジットカードからのチャージよりも、対象カードが多いため、検討に値する。 では、auかんたん決済でポイントが貯まるクレジットカードを考えてみよう。まずは、直接のクレジットカードチャージと同様、2014年10月28日に募集開始のau WALLETクレジットカードを考える。au WALLETクレジットカードで直接チャージをすると、200円につき1ポイントとポイント付与率が下がっていた。auかんたん決済の場合はどうだろうか? こちらも確認した所、au WALLETカードへのチャージ分は200円につき1ポイントとなることが判明した。従って、au WALLETカードへのチャージにはau WALLETクレジットカードを利用しないほうが良いだろう。 クレジットカードの直接チャージで挙げたカード以外で、対象カードを考えてみたい。還元率が1.0%を超えるクレジットカードで考えると、還元率1.25%の「REXカード Lite」、還元率1.2%の「リクルートカード」がある。「REXカード Lite」はジャックス発行のVisaブランドのため対象外となる。「リクルートカード」はどうだろうか? 「リクルートカード」はJCBブランドとVisaブランドの2種類存在する。Visaブランドの発行は三菱UFJニコスとなっているため、対象となり得るカードだ。 「リクルートカード」のWebサイトでは、クレジットカードチャージでポイントが付与される電子マネーは詳しく書かれている。Visaブランドの場合はnanaco楽天EdyモバイルSuica、SMART ICOCAとあるが、「au WALLETカード」の表記はない。従って、リクルートカードに直接確認を行った。結果としては、auかんたん決済でのau WALLETカードチャージは可能で、ポイントも付与されるとのことだ。 「リクルートカード(VISA)」でau通信料金を支払い、au WALLETカードにチャージすると、チャージ時に1.2%のリクルートポイントが、決済時に0.5%のWALLETポイントが貯まるため、還元率は1.7%となる。クレジットカードの年会費を支払たくない場合は、この選択肢もありだが、年会費を支払いたくない場合は、「リーダーズカード」「REXカード」の場合は、年間利用額50万円以上で年会費が無料になるため、そちらを使ったほうが良いだろう。 ただし、「リクルートカード(VISA)」は楽天EdynanacoモバイルSuica、SMART ICOCAにチャージしてポイントが貯まるため、サブカードとして保有しておくのはおすすめだ。 au WALLETカードへのチャージでおトクなクレジットカードは? 以上より、還元率1.0%では、高還元率カードを利用したほうがおトクになる場合が殆どだ。そのため、au WALLETカードへのチャージでおトクになるクレジットカードとしては、 還元率1.5%を超えるクレジットカード 航空系クレジットカード ポイントアップで還元率が1.5%を超えるクレジットカード となる。 還元率が1.5%を超えるカードで、MasterCardブランドがあるカードは「DCカード Jizile(MasterCard)」が良いだろう。年会費が無料で、還元率が1.5%だ。ただし、「DCカード Jizile(MasterCard)」はリボ専用カードとなるため、リボ専用カードを使い慣れない場合はおすすめできない。 また、「ANA マスターカード」や「JALカード TOP&ClubQ(MasterCard)」、「MileagePlusセゾンカード(Visa、MasterCard)」などの航空系のクレジットカードも良いだろう。航空系のクレジットカードは電子マネーチャージに弱い。しかし、au WALLETカードへのチャージには、現時点で制限はかかっていない。そのため、ANAマイラー、JALマイラー、UAマイラーがau WALLETカードを利用するのはおトクだ。ANAマイラーの場合は、「ANA マスターカード」「ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード(TOKYU×ANAカード)」、JALマイラーの場合は、JMB WAONにもチャージでマイルが貯まる「JALカード TOP&ClubQ(MasterCard)」「JAL・MasterCard」(ショッピングマイル・プレミアム加入)が良いだろう。UAマイラーは「MileagePlusセゾンカード(Visa、MasterCard)」(マイルアップメンバーズ加入)。 また、誕生日月にポイントが5倍となる「ライフカード(MasterCard)」もおすすめだ。誕生日月には還元率が2.5%+au WALLETカードでの支払いで0.5%の合計3%還元となる。 これらのクレジットカードを利用すると、2015年以降もau WALLETカードをおトクに使うことができるだろう。

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(記事提供者:ポイ探ニュース)

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2014/11/06 10:15:41 | 寄稿記事