■ANAマイルを2倍にする・前編――リボ払い方式で一括返済(3)―― - ポイントの技
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●ANAマイルを2倍にする・前編――リボ払い方式で一括返済(3)――
「リボ払い方式で一括返済」を使えるカードのうち
おそらく最もよく使われているのは、
三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」でしょう。
同社が発行するANAカード=ANA VISAカード、ANA マスターカード
で利用することができるので、
マイルを効率的にためる手段として
陸マイラーにはよく知られています。
その効果のほどを見ていきましょう。
以下は、ANA VISAカード、ANA マスターカードの
一般的なポイント、マイルのたまり方です。
・1000円の買い物につき、ワールドプレゼントが1ポイント付く
・1ワールドプレゼントポイント⇒10ANAマイル で、交換できます。
(つまり、カード利用1000円で10マイル付く)
・カードの年会費/2100円
・マイレージ移行手数料/2100円(年間)
これが、マイ・ペイすリボを使うと
・1000円の買い物につき、ワールドプレゼントが2ポイント付く
・1ワールドプレゼントポイント⇒10ANAマイル で、交換できます。
(つまり、カード利用1000円で20マイル付く)
・カードの年会費/1076円
・マイレージ移行手数料/2100円(年間)
つまり、マイ・ペイすリボのメリットは以下の2つです。
・カード利用で付くマイルが2倍(1000円=20マイル)になる
・カードの年会費がほぼ半額(1076円)になる
年間のクレジットカード利用額が多い人ほど、
その効果の大きさを感じるはずです。
例えば、年間利用額が100万円の場合、
1年間でたまるマイルは、以下のように差がつきます。
・普通のANAカード :1万マイル
(→国内線特典航空券にすら届きません)
・マイ・ペイすリボを利用:2万マイル
(→中国や台湾、グアムなどへの往復航空券に換えられます)
マイルは最大3年間ためられます。3年間で、差は以下のように拡大します。
・普通のANAカード :3万マイル
(→中国や台湾、グアムなどへの往復航空券に換えられるが、
タイやベトナムなどへの往復航空券にはあと一歩及ばず)
・マイ・ペイすリボを利用:6万マイル
(→ハワイやアメリカ本土、ヨーロッパなどへの往復航空券に
換えられます)
※エコノミークラスの利用を前提にしています。
ちなみに、ANAのマイルは
同社が加盟するスターアライアンス加盟航空会社を
利用する特典航空券に換えることができます。
複数の航空会社を組み合わせて
世界一周旅行をできるのも
ANAマイルの醍醐味といえます。
成田→フランクフルト→ロンドン→リオデジャネイロ→ロサンゼルス→成田
なんていう、夢のような旅程には
12万マイルが必要ですが
マイ・ペイすリボを利用すれば
決して夢ではありません。
一般的な使い方であれば、
ANA VISA(マスター)カードを
3年間で1200万円、1年間で400万円
使わなければたまりませんが
マイ・ペイすリボを利用すれば
3年間で600万円、1年間で200万円
使えばいいのです。
1年間でクレジットカードを200万円使う
というと、一見相当な使いぶりのように見えますが
日頃からすべての支払いに
クレジットカードを利用するように意識すれば
一般的なサラリーマンやOLの方でも
無理せず到達する額です。
マイルをためるほかの技と組み合わせれば
必要な額はさらに下がりますので
ぜひ、世界一周を目指してみてください。